弁天さん



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右のこんもりした森の向こうが池です

 ちゃーみーちゃっとの裏手に「弁天池」という池があります。下流の久保、佃の灌漑用溜池ですが、最近は田んぼも減り役目を終えるのもそう遠い先の話ではないようです。
 この一帯は東側の弁天池、西から北にかけての天井川(鴫谷川)、南側の街道筋の家並に囲まれ、車が進入できる道が無いために、写真のような田んぼが残っており、時折野鳥が訪れる自然が残っています。

 この弁天池のほとりに小さな祠があり、池の名前の由来となる「弁財天」が祀られています。今は時折近所の方がお参りに見える程度で、普段は人の気配がほとんどありませんが、ひげマスターが子供の頃はこの一帯は子供たち(特に男の子)の恰好の遊び場でした。稲刈りの終わった田んぼは次の年の田植えまでの間ガキどもの野球場に早変わりします。暖かくなると池でザリガニ取りや魚釣り、秋には刈り取った稲藁で隠れ家造り。また隠れ家は天井川の土手一帯に生えていた竹藪の中でもやりました。ひげマスターにとっては自分の庭で遊んでいるようなもので、あまり他の場所へ遊びに行った記憶がありません。

 それはさておき今日のお題は、この弁天さんのお祭りのお話です。

 ちゃーみーちゃっと(中村家)始め街道沿いの四軒(数年前まで五軒でしたが)の家は通称「弁天町」を構成していて(町内会の組も同じお家です)古来この弁天様をお祀りしています。

 今は7月上旬に当家のお家に「弁天様」をお祀りしてお寺さんの読経をいただき、四軒で食事会をすることとなっています。
 今年は今日16日に行いました。『海の日』が17日より前になりましたので、当店の定休日と重なるため日程を合わせていただくことができました。通常は10日~15日あたりの土曜か日曜になりますので、その日はちゃーみーちゃっとも臨時休業させていただいております。

 今はこぢんまりと行っていますが、明治から昭和戦前にかけてはかなり大規模に行われていたようです。
 残っている書き付けによると、昔は7月17日が祭りの日だったようで(祇園祭の山鉾巡行と同じ日)前夜から当家にて弁天様をご開帳し近隣から届けられる多くのお供え物を並べ、夜は臨時に電気をひいて電灯を点し夜も多くの人出で賑わった様子が窺い知れます。
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普段はこの祠の中に弁天様が鎮座ましましています


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祭り当日は弁天様を当家にお迎えし床の間にお祀りします


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今年の当家のご主人、ここに当家の寺院からお坊さんをお迎えして読経をいただきます




@ひげマスター
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Author:ヒゲマスター28号
「まちやカフェ ちゃーみーちゃっと」、京都市西京区、築120余年、明治期の町家を改築してオープンしたカフェです。くつろぎの空間に広がる炭焼珈琲の香り、たまには時の流れを忘れるのも良いのでは…^ - ^




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